ベビーモール工法
鋼管削進工法の概要
・ベビーモール工法は、直接鋼管を削進する工法であり、鋼管の内部が開放されているため切断した異物をその鋼管内部に
取込み、排除しながら削進して行きます。この特長を最大限に生かすためベビーモール工法では、ある程度削進精度を
保ちつつ、可能な限りオーガー等を挿入せずに削進しています。
・削進機本体は総合的に小型軽量ですが回転力は500㎏-m~9600㎏-mあり、推進力は10t~40t強力な回転力と推進力
を備えており様々な土質での削進を可能としています。
又、新機種の開発及び既存の機種の改良やオペレーターの技術の向上、施工実績データーの充実により玉石混じりの礫層での削進も可能となります。
鋼管削進工法の特徴
➀ベビーモール工法は、全体がコンパクトで運搬据付が簡単であり発進立坑Φ900㎜以上から推進できます。
また、鋼管削進は土質を選ばないために幅広い用途に対応が可能です。
②削進施工角度を自由に選択設定できます。特にベースの分離接続が容易な為、立坑に合わせて対応ができ斜角推進も
斜抗台を使用することにより任意の角度で発進が可能です。
地上面からの直接削進など使用範囲が多彩です。
③普通土・砂質・粘性土・岩盤・レキ混じり等、幅広い土質に対応可能です。
④最小径のさや管を使用しておりますので地盤沈下がありません。